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小児甲状腺がん増加は、被ばく以外に原因あるの?

1月27日に原発事故後に小児甲状腺がんになった子どもたちが、東電を提訴しました。
そして、元首相たち5人がEUに「原発はちょっとどうなの~福島の事故で小児甲状腺がんも増えたんだよ~」というノリで発言されたそうです。
もちろん、「そんなえん罪!」「放射能のせいじゃない」とヤッキになる
加害者の側の擁護者が多すぎて
気持ち悪いですね。
そういうお太鼓持ちばかりでこの国が動いているみたい。
とっても、悲しい思いをしてる人たちのことをちゃんとまっすぐみなよ。
甲状腺を全部摘出してしまうと、毎朝、薬を飲まないといけない。
一生ね。
その人の気持ちになってみて。
事故のせいじゃない、って言える「科学的根拠がない」けれど、原発事故の死の灰のせいで小児甲状腺がんになったという「科学的根拠がない」ってぎゃースギャース騒いでる人たちに言いたいのよ。
あなたは、人間ですか?
それとも、頭のついた財布ですか?
チェルノブイリ事故のときも、5年目のときは、「それは放射能のせいじゃない」とIAEAはごまかしまくったけれど、10年目には「それは放射能起因だと認めてあげましょう」(頼んでないよ)と言うしかなくなった。
それと同じことが日本でもくり返されてるんだけど。
傷ついた人たちが求めてるのは真実だから。
これみよがしな東電の太鼓持ちが、醜くみえるのは私だけなんだろうか?
書こうと思えば、いろんなことが書けるけれど。
被ばくした小児甲状腺がんはこんなだよ、とか。
ぜも、日本はそれ以前に、誰にもあやまってもらえない子どもたちが可愛そうだと思う。
あのとき、なんでヨウ素剤飲ませてくれなかったの?って思いがなんども沸き起こる。
あのとき、やるべきことをしなかった人たち。
ヨウ素剤の飲ませず、避難させなかった。
それだけでも加害です。
「これぐらいの放射能なら小児甲状腺がんにならない」なんて、そんな科学はまだこの地球上にはない。
内部被ばくなのだから。
事故当時、甲状腺の被ばく線量の計測を止めた政府は、それだけで加害者側だ。
ごまかすな!
関東でも被害は続くだろう。
ちなみに、ベラルーシでは小児甲状腺がんで全摘出したら、「チェルノブイリへ事故障害者」に認定される。白血病の人とかと一緒に。
必死でそれは放射能のせいじゃない、と騒いでる人たちは、加害者たちが賠償金を支払いしなくていいように、立ち回ってるんだよね。
醜いなぁ。
その醜さこそ人間なんだけれどね。
だから悲しい。
一生続く医療検査費用も、医療費も、体力が落ちて疲れて仕事ができないときのための生活費など、億単位の賠償金を支払わないとその子の生活は大変になるからね。
お金に例えないと、やらかしたことのひどさがわからないでしょう?
子どもの未来を傷つけたという責任感が欠如してる。
樽の底が抜ける…という言葉が響くほど、原発を推進する人たちに、被害者の痛みが通じない。
つまり、核開発する人らは、責任取るつもりもなく、死の灰まき散らしてくる。
それって、核戦争だよね。ある意味。
この戦争は、地震や火山の噴火、また、核基地そのものが、紛争が起こったら相手国からの攻撃対象にもなるし、自爆もありうる。地下に埋めるぞとも言ってくる。
そういう多方面のバリエーションのある核戦争。
核を拡散させないために闘う、被害を受けた人を守る以外にどんな立ち位置があるのか、人間として。

https://www.iza.ne.jp/article/20220131-ITY5WLLNNRLDVKGHSMVN7MCNWY/
菅直人、小泉純一郎両元首相ら「多くの子供が甲状腺がんに…」 福島の関係者が反発
産経新聞 2022/1/31

菅直人、小泉純一郎両氏ら5人の首相経験者が欧州連合(EU)欧州委員会に、東京電力福島第1原発事故の影響で子供が甲状腺がんに苦しんでいるとした書簡を宛てた問題で、福島県の関係者に反発が広がっている。国連の専門家委員会などの調査では福島原発事故と甲状腺がんの発症に因果関係が立証されていないからだ。甲状腺がんには治療する必要のない「潜在がん」も多く、裏付けに乏しい中で原発事故と甲状腺がんを結びつけようとする元首相らの行動は風評被害を広げかねない。(奥原慎平)

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