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広島市長、広島県知事、厚労大臣の上告をさせないためにネット署名

以下呼びかけ文、そのまま転載させていただきます。

黒い雨控訴審、

広島高裁は画期的な判決を下しました。

原爆被災者の健康状態は老齢と共に年々発がん率等が増加し、

とうとう放影研の「寿命調査14報」ではしきい値はゼロミリシーベルトと調査結果を報告し、

「被爆者とは原爆の放射能により健康被害が生ずることを否定することができない

事情の下に置かれていた者」という控訴審判決の正しさを裏付けています。

既に原告のうち18名の方が命を落としております。一刻も早い裁判の終結が求められます。

広島市長、広島県知事、厚労大臣の上告をさせないためにネット署名で

皆さんの声を届けようと思います。

広島市長・広島県知事及び厚生労働大臣は、

広島高裁の「黒い雨」判決を受け入れ、上告しないでください

下記のURLにて署名できます。よろしくお願いいたします。

URL http://chng.it/fPyYRCQr

 

広島市長・広島県知事及び厚生労働大臣は、

広島高裁の「黒い雨」判決を受け入れ、上告しないでください

         呼びかけ人

大瀧 慈(広島大学名誉教授・「大瀧雨域」提唱者)、澤田昭二(名古屋大学名誉教授)、

高野正明(原爆「黒い雨」訴訟原告団長)、高橋博子(奈良大学教授)、

竹森雅泰 (原爆「黒い雨」訴訟弁護団事務局長)、廣島敦隆( 同弁護団団長)、

牧野一見( 原爆「黒い雨」訴訟を支援する会共同代表)、

増田善信( 元気象研究所研究室長・「増田雨域」提唱者)、矢ヶ崎克馬 (琉球大学名誉教授)、

湯浅正惠(広島市立大学教授)(五十音順)

2015年11月4日、広島への原爆投下ののちに降った‘黒い雨’を浴びたのにも関わらず

国の援護を受けられないことは違法として、住民84人が被爆者健康手帳の交付を求め提訴しました。

2020年7月29日、広島地裁は原告全面勝利の判決を出しました。

しかし、原告らの願いもむなしく、広島市・広島県は、国に促されて広島高等裁番所に控訴しました。

その広島高等裁判所は2021年7月14日、広島市長及び広島県知事に対し、

平均年齢83歳にもなる‘黒い雨’被爆者84人の被爆者健康手帳の交付を

義務付けるという判決を出しました。

高裁判決の内容は、広島地裁の判決よりさらに踏み込んで、11種の原爆症に罹患している

という条件も撤廃して手帳交付を命じるという画期的な判決でした。

原爆投下から76年、地裁提訴からでもすでに6年経っています。平均年齢83歳の原告にとって、

この年月の負担は軽いものではありません。原告団の中でもすでに18名の方々が亡くなっておられます。

広島市及び広島県は、一刻も早くこの判決を受け入れ、上告を取りやめ、

直ちに、84名の原告全員に被爆者健康手帳の交付を要求します。

皆さん方のご支持署名をお願いします。上告の期限7月28日です。正味10日です。

迅速なご協力をお願いします。                (矢ヶ﨑克馬)

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