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キュリーの話

放射能が安全かどうか…危険かどうか…って、断言できる人のほうが、少しおかしい。

というのはベクレルさんとキュリー夫人が元素や放射能の性質などを発見し初めて行ったのは1900年になる数年前。

(あえて微妙な書き方をしていみましたがようは1890年代です)

つまり、100年とわずか20年ほど前のことなんです。

キュリー夫人は放射能の危険性に気づくこともできず、日本で今流行してる?とも言われてる、再生不良性貧血で亡くなっています。

それで…「科学」というのは、「それは放射能のせいとは断言できない」という代物ですね。

数の力で、ありえないと証明できたら、やっぱりそれは放射能のせいだと認められる(誰に?)世界です。

なんだよ、それじゃ、100万人の巨デモ民主主義と同じじゃんね。

1945年ヒロシマナガサキに原爆が投下されて、74年、まだ三~4世代です。遺伝子障害に対する安全宣言を出すには、早いでしょう?

さて、前置きは長くなりましたが、チェルノブイリとフクシマを比較しようにも、比較できないようにされたことが一つあります。

それは放射能の単位が、クルクルと時代によって、違うものを使うこと。

旧ソ連時代に、使って、チェルノブイリ法の根幹をなしてるのは、キュリーとうい単位です。

これは土壌汚染の「密度」を基準にする単位です。

チェルノブイリでは、このキュリーをつかって、土壌汚染のランクを特定して、それに基づいて、さまざまな政策や法律を作り続けています。今なお、厳しくし続けているといいます。

よく「1ミリシーベルト/年」が足かせだ!と福島県の自治体の首長達はこぼしていましたが、今ベラルーシがめざしてるのは「1ミリ」ではなく「限りなく0.1ミリシーベルト/年」に近づける…という方向性(目標)をもって、動いています。

つまりヒバクを避ける…ことですね。

さて

土壌が汚染された場合、時間がたてば空間線量が下がります。

それは原発事故の場合、大雑把にいって、二つの原因が考えられます。

一つは、事故原因の原発からの放出の変化、そして、土壌汚染の土壌の上に土やほこりがかぶって、見た目線量が低くなる。

(セシウム137が半減するには30年が必要ですから)。

ところが、日本で起こってることは、三つ目の要因を作りました。

それは、汚染された土壌をはいでしまう、というものでした。

これはこれは。

これは禁じ手で、ベラルーシというか旧ソ連の汚染地域では途中で辞めたことです。

それは「作業者のヒバクの後遺症」が問題視されたからです。

国民をヒバクさせて病気にさせることの責任問題…が旧ソ連にはあって、日本にはない、ということをここでまず押さえておきましょう。つまり、科学ではなく、日本は経済で政策が決まり、国民の健康問題は、個々の自己責任ということになっています。

これが政策の違いです。

さて、日本はは狂ったように除染に邁進して、フルコンバック(寿命は数年といわれてる本来建築現場のゴミ入れバック)に入れて→とりあえず、どっかに積んでおこう。今ココ。

それで、今度はそれを、農業地にばらまいていこう!安全だから!

という日本です。

まず、土をはいでもはいでも、放射能値が下がったように見えて、完全ゼロになったわけじゃなく、チェルノブイリに比べて恐ろしいほど深く日本の土壌汚染が進んでいたこと。

これはキュリーに換算したらものすごいことになります。

だから、比較されたくなかったんですね。

よく、「放射能の放出量が、チェルノブイリと比べて何分の一、何十分の一!」と言いますが、「汚染された密度の濃い地点のキュリーは日本のほうが高い」ということは事実です。

さて、環境省がいう8000㏃/kg安全説について。

なんで8000何だろうな?って。

土の比重とかいろいろ面倒なことがありますが、まあ概算で「1 Ci/k㎡ ≈569 Bq/kg」という計算が成り立ちます。

ほぼほぼです。(計算で単位の変換を導いていくので)

そうすると14キュリーに匹敵するわけです。

14キュリーってなんね?っていうと、チェルノブイリでは15キュリー以上は、強制移住!どんどんさせます!国の責任でラインです。

小児甲状腺がんも15キュリー以上地帯から大量に発症し始めたデータもあります。

それから低汚染地帯に広がっていった。

つまり…チェルノブイリでこのライン超えたらあかん!ぜったいにあかん!というラインまで、日本はギリギリ安全!という発想はそれ、もう国民を守る気力が無いってことですよ。

日本国民にいたっては、病気になっても病院で治してもらえば良い、ということを考えているみたいです。

もうそこまでいくと思想信条の違いの話になります。

旧ソ連の人々のように健康を失いたくない、取り戻したい、放射能を防御したい…ではなく

日本はヒバクを受け入れて病気になっても病院で治療してもらえば良いさ。

しかし…まあ、がんや白血病になっても、治療方法があるけれど。

おじいちゃんが脳梗塞、おばあちゃんは糖尿病になり、お父さんは心臓病で倒れ、お母さんは乳がんというふうになっていったらどうするの?

いやいやそれでも、最新医療があるし。

そうですか。

日米FTAが来て、本格的に稼働したら、「盲腸の手術600万円」という世界もすぐそこにきてるんですが?

国民皆保険なくなっても、そんなこと言ってられるかな?

さて、またキュリーのめんどくさい話にもどるけれど。

1~5キュリーは放射能管理区域っていって、まあ、汚染地域だけどそこに住んでいて健康管理は国の責任でするから、1年に一回は健康診断とか受けるの義務だからな!というエリアです。子どもたちはサナトリウムや海外保養、健康診断を受け続けます。一生。なぜ?リスクグループですから。

それで

5~15キュリーは、希望移住OKです。そのときは、政府がお手伝いさせていただきます…というか政府の責任でなんとかする義務あります、というレベルです。

つまり、日本の環境省が、1~15キュリーの汚染を日本中の農地にばらまく!という構想に、安全の根拠はない。

この1~15キュリーのチェルノブイリの子どもたちを世界中の海外保養団体が、ボランティアで保養で受け入れ続けてきたし、実際この数字で子どもたちの病気が多発してどうしようもなかった。今でも保養は続いてる。

日本は子どもが病気になっても、不思議に思わない不思議な国。

原因がある!と思わない日本の科学や医学。対処療法でごまかしていく。

そこ、原因がないのではなく、ソンタクがあるんですよね。

さて、キュリーはごまかせないですよ。

一回土壌を計測して終わりじゃなくて、継続的に土壌計測係が汚染地域を計測し続けてるから。

「ね!きいて!私たちの地域が5~15キュリーではなく、1~5キュリーにさがったのよ!」とベラルーシの人の喜びの言葉の意味が、私には当時よくわかりませんでした。

そうやって、あの国は土壌汚染に基づいて、政策を決めていきますから。50年単位でどこかどのように、汚染地区を解除されていく、予測をたてているのです。

だから、日本のようにオリンピックの都合に合わせて、とつぜん、来年、双葉町が帰還地域になります、帰って大丈夫です!っていうふうにはなりません。それはもう、大人の都合…で、ヒバクさせられる人にとっては命の危機問題です。

さて、1キュリーは569㏃と簡単にかきましたが、それはあくまで5㎝の深さで1kgの土壌を取った場合です。

10㎝の深さで汚染されてたら2キュリーになります。(「S」が変わっていく…)

15㎝の深さの汚染なら3キュリー。どうです?フルコンバックに必死に土壌を剥ぎ取っていった理由がわかりますか?

多くの福島県の土地で、人が住んではいけないキュリーの土地がほとんどでした。

そして、除染作業された人たちが守られていない。

こんなことは日本の官僚はみな知ってるんでしょう。

それが証拠に

3.11の事故のあとから、厚生省がこの問題から立ち去っています。

チェルノブイリのさまざまなデータをよんていくと、このキュリーでこの被害とか出てきてなんのことかよくわからないという方もいらっしゃると思います。

山下俊一先生のチェルノブイリの子どもたちの大調査のデータでは5キュリー以下の地域からも白血病の子どもがでていますが、彼らの見解は、汚染が低すぎて、放射能のせいとは考えない…という結論になっています。

普通は素直に、「低汚染地帯でも白血病が出る」というふうに考えるべきなのでは?

ヒロシマナガサキのものの考え方がいかに中世の宗教科学レベルなのか感じさせてくれますね。

「安全という結論以外は導き出してはいけない」という教義。

ベラルーシの小児甲状腺がんの権威、故ユーリー・ディミチク先生は「小児甲状腺がんはこれ以下の数値(土壌汚染)では発症ない、ということは言えない」と言ってます。ディミチク先生は山下先生の教え子でもありますよね。

真っ向から真逆の意見。

つづきは、ヒロシマナガサキのヒバクに関する厚生省の見解のご紹介させていただくときに。

(100ミリシーベルトって、なんね?って感じですよね。

ベラルーシでは0.1ミリの攻防に入っていってるのに。)

ですので、汚染された牧草やフルコンバックの土を畑にすき込む…なんてことは、キュリーをあげるだけ。

愚の骨頂!で

世界の笑いものになりたいのかしら、と思います。

 

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