チェルノブイリへのかけはし

日本の終わりの予言もYOUtubeにあふれていますね。
で、それってどこまで本気なのか？って眺めています。
本気ってどういうこと？
と思いますが。
言ってる人も、うけとめて不安になる人も、どちらも本気じゃないってことです。
予言とかそういうのの類ですから仕方ないですが。
で、笑ってしまうんです。
あなたたちは原発が怖くないの？って。
どこかの国が攻めてくる…というアナログな戦争の話も笑ってしまいます。
いまどきの戦争はドローンで原発攻撃してるじゃないですか。
あなたたちは原発が怖くないの？
地震とか天変地異はいくら怖がってもしかたないじゃないですか？
天災で命が失われることなんて、運命ですから。
しかし…山林をきりひらいて土砂崩れを起こしやすくしたり、無謀に大きなトンネルつくってみたり…。
そんな野蛮なことをして、災害を引き起こしていないのか…とは考えない。
先日、若い人たちに、日本の昭和の戦争が終わった日、原爆投下の日などを知っていますか？と質問してる動画を観ました。
答えられない若い人たちがいました。
それは、上の世代の責任ですよね。
歴史を教えないので。
歴史を教えないと繰り返すメリットがあります。
誰にとってのメリットでしょう？

何が言いたいかと言うと、ただ、地震が来るかも…っておびえてるだけの
江戸時代の水のみ百姓のように、この世界の仕組みを知らないように位置付けられてるということです。
歴史は確かに誰が支配者だったかを教えていますが、被支配者がどのようにおかれていたかは教えないものです。
ようは、世間知らず…にしておけば、支配者が勝手にできるし
明日のご飯がないと心配させておけばほかのことは目に入らない。
スマホを手にしていれば世界の出来事を知ることができるのに、興味がなければ、ヒロシマナガサキの平和記念の日の総理大臣の言葉すら流れてきません。
みんなこの世界の片隅にの主人公のすずさんのように、毒のないキャラを演じさせられてるといつも思います。
そんなわけで、私たちが、ただ漠然と、天災に不安をいだき、日々バイトをかけもちして、生きることに時間をとられて、あっというまに１年がたつ生活に追い込まれています。
貧すれば鈍する…という言葉がありますが、日本人全体が、余裕のない生き方になっています。
しかし、そこで崩壊していく日本の在り方を止めないと、もっと崩壊します。
天災で死ぬ運命だったら、それはその人の寿命でしょう。しかし、自分の努力でそれを小さくできることがあれば、怖がってるヒマがあったら、環境破壊を止める…というのは、自分の運命を変えるためにできることではないでしょうか？
原発事故から14年がたち、そのうち、3.11が何の日だったかわからない世代も増えてくる。
原発事故を隠しきった…。
放射能汚染は福島県だけに収まった局地的災害だった？
津波対策しても津波がふせげないから、東電と国に罪はない？
裁判長、自分の胸に手を当てて、あなたはそうだと思ってるのですか？
日本でかずかずの冤罪事件があります。死刑にまでされた人もいます。あとで、でっちあげだとわかった事件。
検察が批判されますが、裁判官はそれ気が付かなかったの？
さんざん捜査が終わって味噌樽の中から犯行当時の衣服が出てきたけれど、本人が着ることができないほど小さなものだったと。
（はかまだ事件）
そんなことすら見抜けない日本の裁判です。
これから、原発事故が起こっても、まるで天変地異のように裁かれないまま、いくということは、簡単に予測できるわけです。
誰もが、YouTubeで、原発が爆発する予言を立てないのはなぜなのか？
という矛盾だらけの社会にだけ、咲く原子力発電。

これで審査合格。
審査した人は責任とらなくていいシステム。（損害を身銭きって賠償などしないのだ）

味噌樽の中に捏造した証拠を突っ込んだ人たちは、もう退職してしまったのか？
黙認した裁判官たちももう、この世にいないのか？天下りして栄華を楽しんでるか？
誰が見ても、こんな記事、まともなのか？と思いますが、
新聞汚見出しは、「安全は損なわれない」なわけです。
昔のマスコミなら、地震で1.28メートル隆起するかも…の土地なんて原発できないだろう？って騒ぐと思うんです。
マスコミが弱くなるから政治が腐敗する。

敷地が「均等」に1.28メートル隆起します！
って、その地盤から聞き取り調査でもしたのか？
ところどころ、不均衡に隆起したら？
それもまた、
裁判に訴えても、出口がないですよね。
そもそも、隆起の専門家などこの世におるのか？
もし、大地震が来て、施設の右側が３メートル隆起して、左側が隆起しなかった場合、原発はひっくり返らないでしょうか？
自慢の固い岩盤が、割れてしまわないという想定。
裁判官は、どうせ何をやっても事故は防げなかったのだから、「ムザイ」を言う。
この無限ループ。
放射能は20ミリシーベルトでも安全ですよ、という。
その根性と執着にへきえきします。

しかし旧ソ連が崩壊した直後、チェルノブイリ救援に入った当時のロシアやベラルーシを思い出せば、今の日本はそこまで落ちてはいません。
国民が嘘つき９割ってところまで落ちたら、大変ですが。
今のところ、国民は、だまされてる側です。
嘘と真実を見抜くなんて、難易度の高いことは、急にはできないと思います。

この状況を変える方法は、近道はない。
ひとりひとりが、
・嘘をつかない
・約束を守る
・盗まない
・誰かを傷つけない
です。
これが道徳です。
それを国民が実行していくしかない。
なぜ？
原発を推進してる側の真逆のことを積み上げていく。

もちろん今の日本は不安や問題だらけです。
すべての問題に対処法は同じです。
大きな力で、国民を虐げる人たちは、これらの道徳はないです。
この世的な映画を追い求めても、結果的に日本の東北の一部と関東は汚染された。
それを安全だとうそぶいていますが、時間がたてばそれがどのような結果を及ぼすかわかるでしょう。
小さくて弱いものから、被害を受けていきますから。

ちなみに、教育勅語すばらしいという人がいますが、戦争のときは国家のために闘って死ね、は道徳ではなく、軍国主義です。
同じく原発のために何かをがまんする道理などないです。

戦争や原発で儲かる人は同じです。
これどうなんだろう？と思った時は、誰がもうかってるのか？この話、というふうに考えていくと、だいたい儲かってる人は同じだと気づくと思います。