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小児甲状腺がん体験記&ベラルーシサポート体制&安定ヨウ素剤での予防(YouTube)

小児甲状腺がん体験記&ベラルーシサポート体制&安定ヨウ素剤での予防”
フクシマ原発事故前に、小児甲状腺がんの治療をうけた少女の10年の記録です。

「小児甲状腺がんになった少女の闘病体験記」 

114歳女児、疲れがひどく受診するもなかなか甲状腺癌だということに医師も気が付かず、転院を繰り返したが、15歳のとき、甲状腺専門病院にて診断がつき即座に手術をすることになった。
2、首には横に大きな傷が残り思春期の女子には心にも負担が大きかった。
3、手術後は毎日投薬。(詳しい名前は忘れました)一日も飲むのを忘れることができないので負担だと言っていました。
4、定期的に甲状腺癌や転移がないか検査。
5、検査もアイソトープを使っての為、高額、体への負担が大きい
※甲状腺は、一度に全摘出だったが、細かいものが残っているということでしたのでアイソトープでということになった。転移は肺に細かいものの疑いがありました。これも19歳の時。
6、大学病院で検査をした際は、遠いので当時病院の近くの親戚の家に滞在し、ヨード除去食を1週間行った。
7、ヨード除去食はかなり厳しく、ダシ、魚、アクエリアスなど、海藻はもちろん食べられる物のほうが少ないと言ってもよいくらい大変だった。
8、検査の結果、放射性ヨウ素カプセルを飲んで、甲状腺自体すべてを不機能にする必要があり、それを飲み、1週間だったと思うが大学病院の特別な病室に入院。
9、その病室は放射能漏れを防ぐために設備されており、看護師、医師さえも入室できない。
10、食事はまるで囚人のように小窓から渡されるそうだ。
11、その病室で使ったものは着衣、CD,DVD,ケータイ本体、あらゆるものを処分される。観葉植物を差し入れたがそれももちろん。
12、本人は吐き気や頭痛がひどく、しかも隔離されているので大変苦しかったと言っている。この時20歳
13、現在結婚し別の大学病院で管理してもらっている。毎日、ホルモン剤は欠かせない。
14、出産も無事できたがやはり大学病院で。
今も彼女は子育てをしながら転移の心配をし、家業を休んで大学病院まで行かなければならないことも、お姑さんなどに気を遣うそうです。
小児甲状腺がんをわずらった少女の親戚のかたから、闘病について語っていただきました。

環境省のホームページから

小児甲状腺がんの増加

チェルノブイリ事故時の日本の放射性ヨウ素汚染

チェルノブイリ事故のあと、日本ですら、小児甲状腺がんは増えました。

チェルノブイリ法により、「チェルノブイリ障がい者認定」
甲状腺を全摘出してしまった人は、チェルノブイリ障がい者として、医療的なケアの無料などの恩恵がある。
毎日飲まなければいけないヨウ素剤、定期的に診断をうける医療検査などは無料になります。
また、汚染地域外でも、甲状腺に結節などがある人は、無料で定期検診がうけられます。

これらの政策は、日本風に言えば、「ヒバクシャに対する社会福祉制度」と説明したほうがわかりやすいと思います。
また、小児甲状腺がんだけではなく、汚染地域に住む子どもたちは、病気の発症のリスクがありますので、定期的にサナトリウムで保養を受けることができます。

安定ヨウ素剤の配布について
放射性ヨウ素を栄養と勘違いして集積しないように、安定ヨウ素剤を先に飲む…という予防法です。
チェルノブイリ事故のときに、ベラルーシではたくさんの発症があったのですが、隣のポーランドではヨウ素剤を飲ませたため、小児甲状腺がんの発症はなかったと言われています。

日本のフクシマ原発事故のときは、ヨウ素剤を飲ませないことになりました。
急に基準を変えた。
事故のときにそんなことしていいのか?
すくなくとも、オフサイトセンターと、福島医大の人々はヨウ素剤を飲んでるので、今福島県で小児甲状腺がんは放射能のせいじゃないという建前論のおしつけに、この二つの組織の人間はかかわる資格はないでしょう。
そうすると、チェルノブイリ救援していた医師も参加してないのですから、チェルノブイリの子どもたちの甲状腺を知らない医師たちが、どこか別の惑星の科学でもつかって、国の責任をとらせないように奮闘努力してるのかと思います。

ごく微量の放射性ヨウ素でも発症しない…と言えるデータはないと思います。
子どものときに発症しなくても、しだいに土壌汚染の濃度が低いエリア、あるいは大人になってから、甲状腺がんの発症もありますので。
用心するにこしたことはないでしょう。

検査のし過ぎ…など、批判する人もいますが。
検査して、甲状腺がんになり、日本の医師会のガイドラインにそって手術をしてるのであれば、不必要な医療とはいえないのではないか?
少女の体験記をご紹介したのは、甲状腺を全摘出してもなお、血管にわずかに張り付いてるような甲状腺のなごりのような小さな組織でもガン化したり、転移したりするからです。
もしそれが発見されないまま…ならどうなるか?

肺や、リンパ、骨に転移するのですから、命にかかわるでしょう。
若い人たちは進行が速いのですから。

更年期のおばさんたちの甲状腺と一緒に考えてる
小児甲状腺がんは100万人にひとり、というかなり珍しい病気で、診たことのない医師の方が多いと思います。
体験記の少女がな1年近く診断がつかなかった…。
知らないのが当たり前で、知ったふうな口をきいてる人は、どういうこと?と思います。

ちなみに白血病は10万人に2~3人ぐらいですから、いかに小児甲状腺がんは少ない病気だったかわかります。

それが400人以上、手術を終えてると。

このYouTubeの番組をつくっていて、あれこれ資料を入れたくなりましたが、できるだけカットしました。
しかし頭の中で、事故のとき、ヨウ素剤を飲ませてもらっていたら…という思いが強く出てきます。
なぜ、飲ませなかったのか…。
飲まなかった人たちは、甲状腺が被ばくするので、甲状腺がんにならなくても、大人も含めてさまざまな病気になります。

ネコの甲状腺障害についてのパンフレットを動物病院でみつけたのですが。
甲状腺の調子が悪いと、全身に症状が出ます。
あちこちの病院にいって、ドクターショッピングしたあと、最後に甲状腺にたどり着くと言われてます。

日本は国民皆保険で、どの地域の人がどんな病気になったか、ビックデータがでますから、高額で買い取りたい企業はたくさんあるでしょう。
そんなことが頭をよぎりました。

安定ヨウ素剤は、命綱ですが、事故のとき、「誰か」が配布する計画ではあるが、「誰か」が配布しなくていいと決定する。
私たちの生殺与奪の権利を決定できる人間がいる。その傲慢さこそが、原子力産業の精神なんだろうと思います。

これは、ギャグとかじゃなくて、北海道の泊原発事故有事のとき、泊村や共和町の職員が二人一組で各戸配布するという防災計画をAIにイラストにしてもらいました。
最悪の事態の想定…を責任ある人たちはしませんので。
吹雪き
高齢の職員
が放射能の中をかいくぐって、あなたの家にヨウ素剤を届ける?

フクシマ原発事故のときは、飲ませる基準を県民の承諾なしに勝手にきめました。

よくまあ、ヨウ素剤も飲ませなかったのに、子どもたちが甲状腺がんになったのは、放射能のせいじゃないとか、言える資格があるのかと驚きます。
まあ、チェルノブイリでIAEAが同じことやってたけれど。(当時の魏長は日本のヒロシマナガサキの研究者)

子どもたちにこんなつらい経験をさせるのに…。

5月30日、札幌市内での安定ヨウ素剤の配布のご案内はこちら

#チェルノブイリ40記念事業 「原発事故後の甲状腺がんについて」講演と安定ヨウ素剤配布

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