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4.12026
1992国際会議資料 7 「小児における腎疾患の発生と経過」#チェルノブイリ40
1992年にチェルノブイリ原発事故の影響から救援を呼びかける世界会議が行われ、そこで配布された資料をご紹介しています。
今回は、腎臓にフォーカスされた報告です。
腎臓は体内に入った放射性物質が通過するところですし、検出しやすいセシウムについての被害の報告です。
ベラルーシ共和国の放射性物質汚染地域に居住する小児における腎疾患の発生と経過
専門的な内容なので、医学関係者のかたにはすぐわかることと思いますが、一般人の私たちには、報告の内容はむずかしいですね。
チェルノブイリ事故から40年が経過して、AIが画像解説してくれるようになって、理解のサポートになりそうな画像をご紹介します。ただ、あくまでご参考程度に…ということは、頭に入れておいてください。
表現が上手すぎる(笑) がんばり屋さん…とかそういう表現は報告書にはないです。AIの工夫。
ただ、わかりやすいと思います。
Chernobyl_s_Gentle_Filters (1)_Optimized
不思議な話ですが、事故前、事故後、非汚染地、汚染地と、子どもたちにあらわれいる異常について、放射能のせいだ、いや、そうとは言えない、という議論が、チェルノブイリ事故の外側の世界で起こっていました。
ものごとを単純に考えさせず、複雑化していくことが起こります。
当時は、IAEAが、チェルノブイリの調査チームをつくり、放射能恐怖症だ!移住させるほどじゃない!とか、「小児甲状腺がんは放射能のせいだとは言えない」など、言い張っていた時期ですね。
これは、実際に子どもたちの体調の異変を感じてる母親たちからみたら、なんでなん?という怒りがわいて当然です。
誰がIAEAなんてつれてきたんだ?
ゴルバチョフ?
旧ソ連が汚染地図を3年していたことも、それまでの旧ソ連体質にたいしての不満が一気にわいてる時期だけに、
これが放射能のせいじゃなくていったいなんなんだ!
という怒りのボルテージはとてもあったように思います。
私の子どもも食物アレルギーがひどくて、病院走り回ったりしましたが、アレルギーになる子とならない子。その違いを知りたかった。
原因をしれば、予防や対処法が増えるわけですから。
ならない子をみてとてもうらやましく思っていましたし、子どもに早く治ってほしいと願うばかりでした。
その違いはなんなのか?
何が原因なのか?
腎臓のトラブルの場合は、はっきりと。汚染地域と非汚染地域の子どもたちの違いが出ていました。
それを、自称世界の被ばくの権威や専門家たちが、認めなくても。
腎臓の調子が悪かったから…なのか…。
保養に来てた子どもたちが、小学校高学年でもおねしょをする子も多かったです。
それは海外へ保養に来てるから…というのではなく。
昼間でもおもらししたり。
そういう障害をおった子は、ドイツでは、老人ホームに行くプログラムがあったことを思いだしました。
そこではおむつははずかしくないから…という理由で。
(あれやこれや重症の子はドイツ)
おもてに出せない話もたくさんあったのだろうなと思います。
それでも、555,000 Bq/㎡ (約8,535 Bq/kg 深さ5㎝) 以上を廃村というところまで持って行った科学者たちに、尊敬の念をいだかずにはおられません。
このボーダーラインがいかに、厳しいものであるか、事故が起きた日本でならわかると思います。
8000Bq/kgの土を日本中にばらまこうとするのですから、子どもたちの腎臓病が増えることは、想像できます。
このシリーズをお読みくださってるかたであれば、〇ミリシーベルトだから大丈夫とか、そういう話がなされてないことに、お気づきになられたと思います。
555,000…という数字はキレがいいので覚えて置いたらいいかと思います。
内部被ばくをいれて考えるので実際はもっと低い土壌汚染になりますが、だいだいこれが5ミリシーベルトと考えられています。
そこには人は住めない…と決断できるでしょうか?
日本であれば。
子どもたちは病院に行って薬もらいなよ、で終わり?
成長とともに、一つの臓器だけでなく、さまざまな臓器も不調になっていきます。



