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なぜ千葉県を助けようとしないのか?

先日の台風の影響で、何十万戸という停電があった千葉県。

それでも本日(12日の午前)、まだ30万戸以上の人々が停電の中に置かれてるそうです。

お水を汲み上げてるポンプの電源が切れたため、水も出ない…。

携帯もつながらない…。北海道のブラックアウトのときは携帯の基地局の電源も切れてしまったり。

電気が切れただけで私達の生活はこんなに脆弱だったと思い知らされます。何より、暑さのなかとお聞きしますから、しばらく復旧の見通しがない地域については発表して、お年寄りや小さなお子さんたちがいる家庭は、安全な地域に身を寄せる政策がないことにただただ驚きます。

テレビでは新しい組閣バンザイ!というノリですが、それがそんなにうれしいことでしょうか?

政治家に役職がついただけの話です。

それよりも、国民の生死がかかってる問題をテレビがとりあげない、新聞がとりあげない謎が大きく沸き起こります。

なぜこのように国民を放置するのでしょうか?

いろいろな原因がありますが、日本は「非常事態省」のようなものがないからです。

(この時に乗じて緊急事態条項を憲法に入れようとする話も出てくるそうですが、それは物を減らす努力をシないで収納道具を増やす愚と同じです)

そのような非常事態に誰が何をどのような責任でやるか、日本は決まってるのか?です。

たとえば、ベラルーシのサナトリウムに宿泊していたときです。何百キロも離れた地域を訪問していた日本人が夜中になっても戻ってこなくてとても不安でした。おりしも雷がなり、大雨です。

事故にあったのだろうか…どうしたんだろう。

予定より数時間遅れて、みなさんがサナトリウムに戻ってきました。

この嵐で途中にある森の木が次々と倒れて道路がふさがってしまった…。

え?そんな状態で数時間遅れて、帰ってこれたの?ですよね。

日本ならどうですか?

つまり、木が倒れたら責任持って道路を開ける人たちがいる国なんです。ベラルーシは。

千葉県の状況を見ていても、道路が倒れた木で寸断されたままだったり、混乱状況の中で電力会社がこれまた復旧作業しようとしても、いちいち、時間がかかるのも当たり前です。

緊急事態は、役所を横断してそれぞれが動かなければいけません。

たとえば今回のようなとき、人々は、あちこちのお寺やスーパー銭湯が開放されてなんとか助け合っていますが、もちろん間に合ってるわけじゃないと思います。

そのような機能を持ってる船がかけつける…ってことは…ないな。日本は。

とにかく、こんなところで政府のできてないところを言っててもしょうがないです。

西日本豪雨のときも宴会してて頭に来ました。そのときもマスコミは、オーム真理教の死刑まつりに乗じて、報道が遅れました。

災害地に住んでいない私達は、マスコミに何が必要か報道するようにクレームをあげることだと思います。

(動ける人は救援物資を持って動いていますね)

問題は、高齢者ばかりで孤立してる集落はないか…など。

病院は熱中症の人で溢れ、水もなく、食糧もないというSNSの書き込みもありました。

小泉環境相、福島県へ行くそうですが、緊急に行くところは千葉県です。

もちろん千葉県以外にも被害にあってる地域があるそうです。

他所の国のスキャンダルとか組閣とか馬鹿騒ぎしてないで、まじめに国民を救うための報道しろ!と。

https://note.mu/leo_itoh/n/n12697c61eb00

「いても立っても居られなくなりnotoでページをつくりました」

停電で怖いのは夜です。真っ暗になりますから。戸締まりだけはして、出かけないほうがいいいでしょう。

なぜなら異常な状態が続くと、人は異常な心理になるからです。理性がきかなくなる。

政治家はとっくに理性などなく、欲望まみれに見えるのは私だけでしょうか?

今、改憲の話するかな?

助け合う、ボランティアも大切ですが、大事なことは、「国が何もしていない」ということに気づくことです。

千葉県の国会議員が見当たりません。

他の電力会社も、非常用電源車をどんどん援助でかけつける…なんてこと、してくれてるんでしょうか?

こんなグダグダの国で原発事故が起こったんですから、すべて被害者の自己責任にされて…それで泣き寝入りしたんだなぁと。

よくない納得の仕方。

電気がないと生活がたちゆかない、それこそが「持続不可能」の証明です。

電気が通ったあと、疲れがどっとでることでしょう。みなさんお気をつけて。

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