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12.92025
一週間生きられるかなと震えました
六ケ所村避難計画8日の夜中の地震の揺れでめざめました。
長い揺れだったので、北海道ブラックアウトのときの揺れと、東日本大震災のときの揺れを思い出しました。
自分の住んでるエリアはふだんはあまり揺れがないからです。
最初に考えたのは、フクイチに影響あったらどうなるの?
でした。
数分して、震源地が、六ケ所村沖とわかったときには、恐怖しかなかったです。
原発と使用済み核燃料の集合場所、比べるまでもなく、六ケ所村のほうが事態は深刻になります。
夜中ですし、詳しい情報も入らないだろうし、異常があっても、報道されない。
そして、もし異常があったら、六ケ所村であれば、最悪、1週間の命かな…と考えて、眠れるうちに眠ろう。
どうか、もう大きな揺れが来ませんように…。
チェルノブイリ事故と、フクイチ事故の共通点は、異常がタイムリーに外部に知らされることはない、ということ。
中では必死に自己をおさえるための動きでてんてこまいだし、原子力産業の人たちは、危うい状態になっていても、絶対に外には漏らさない、それは共通していました。
かくそうとする本能、サガ…なのか。
原発も、六ケ所村も、事故が起こった時は基本アナログで対応するしかない。
もちろん、制御はコンピューターのボタンやスイッチを使っていると思います。
温度管理なども。
しかし、いったん施設に問題が起き、そのトラブルを、東京の通信回線を通した向こう側の人たちには解決できないことです。
長靴と防災服とマスクとヘルメットで、現場作業員が、被ばく覚悟で、あれこれ作業するしかない。
こっけいな話ですよね。
科学とかいいながら、現場では、土方力が必要。
河北新聞
電源喪失したらポンプ車などを出して、沼から水をひく、作業の演習。
昨夜の青森はふぶいてましたが、ほんとうにそんな極寒の中、湖につかってこんな作業ができるんでしょうか?
何分継続できるのか?
現場の人たちよ、「すみません、これ、ムリです、できません」と言うべき案件ですよ。
現場の感覚のない霞が関で、広告代理店と官僚たちが、前の先輩の考えた防災計画を焼き直ししてつくってるんだろうなと思います。
ぜひとも、以下の写真のような、最悪の想定をして、防災計画をたててほしいものです。
使用済み核燃料が入ってる燃料プールが停電したり、水が抜けて、プールの温度がどんどんあがる。
一刻も早く、水を湖から引いてこないといけない!
しか~し!
道路が寸断して、タンクローリーが、立ち往生…という想定ですら、立ってないと思います。
もし、燃料プールの温度が上がり切ってしまった場合は、大量の高濃度の放射性ガスが出放題になって、1週間生きられたらマシなのかな?
というところに思い至り、腹がすわりました。
誰かが、ガラス固化体をつくれると甘い見通しをいって原発の高レベル核廃棄物問題を残したまま運転し続け、その大量の死の灰を青森県に続々集めてる。
それが解決できないままもう50年以上が経過してる。
こんなウソを正せない国のレベルです。
官僚たちがあわてて、燃料プールにつかってる使用済み核燃料を、プールから乾式キャスクにいれて引き上げよう!とは
今日は会議してないと思います。
万が一、事故が起こった場合、どのように国民から注意をそらすか、とか、テレビで、またプルトニウムやストロンチウムがいかに安全か宣伝するのだろうと思います。
そんな国に生まれたのだと、腹をくくりました。せめて一週間は、それが危ないのだと言い続けよう、そのために寝る。
また、もしかしたら、1週間のうちに、また大きな地震来るか来ないかわからないけれど、来るときの用意を…とテレビでは言ってました。
六ケ所村の防災計画は策定されていませんので。
逃げるとしたら、これぐらいの装備は必要です。
あのあたりは、避難路がないに等しいので、このぐらいの重装備で、逃げてほしい。
これは友人が書いてくれたイラストです
完全に密閉方式の防護服
ヨウ素剤
放射能カウンター
それらで、風下ではない方向に逃げるしかない。
車が流れるように走れるのか?
施設の近くの避難所では意味がないですね。
じゃ、どうしたらいいのか?
事業を中止させて、乾式キャスクに燃料入れろ!とさわぐしかないのでは?
原発事故のとき、あれだけ大丈夫だの、アンゼンだの言ってきた官僚たちが、まったく現場に参集しなかったことを考えたら、
国民全体が壮大なアンゼン詐欺にあっていて、
死の灰を頭からかぶっても、何一つ賠償されない人が山ほどいるのだということを知ってほしいと思います。
この社会的不正義をどうしてくれようか?
大丈夫大丈夫といいながら、やっぱり、汚染水が450リットル漏れました…とのこと。
それがのちに、まちがってました、ひとケタ多かったです、てへぺろ、と言い出してもおかしくない。
無力感と、それではいけない、言うだけのことは言う、何一つ解決しない、無力感、それでも言う、この無限ループの中にいます。
政治を変えるしかないのですよね。
それまで時間が残されているのか…。
それでも、今日、生きられてることが、奇跡だと思ってる。
連続で大きな地震が来なかったから。
こういうときは
・そなえあればうれいなし
・人事をつくして天命を待つ
・天網恢恢疎にして漏らさず
生きることを目標にしましょう!
決して汚染食品は口に入れるな。
推進派に、防災服だの放射能カウンターだの、あれこれ要求していいのだ、それが人権なのだ!





