小児甲状腺がんとは

チェルノブイリ原発事故の数年後、甲状腺がんになる子どもたちが急増しました。 また、甲状腺がんだけでなく、甲状腺機能障害としてさまざまな甲状腺の病気になっている子たちが大多数でした。 甲状腺は、成長ホルモンや性ホルモンなどを分泌する臓器です。 ベラルーシの子どもたちは、甲状腺に異常があれば、半年に一回のスクリーニングを受けることができます。甲状腺にトラブルがあれば、体調にさまざまな異変が現れてきます。

また、結節が大きくなっていたら、検査の期間を2~3ヶ月というふうに短くしていき、穿刺(針を刺して細胞診)して悪性かどうか検査します。

放射性由来の小児甲状腺がんの場合は進行が早いので、転移が見つかることが多いので、スピードが重要視されています。 リンパ、肺、骨などに転移していきますので、日本の医師たちが、半年に一度のスクリーニングを助言しました。被ばくと関係ある結節は、非汚染地域の10倍、悪性化しやすいとも言われています。

結節や嚢胞がある場合は検査を一生しつづけるリスクがあるのです。癌の種類は乳頭がんと言われています。

事故のあとに生まれた子どもたちの小児甲状腺がんの発症率が低下したことから、放射性由来であると認められたのは10年が経過してからのことです。

★うつや興奮してキレやすいなど、甲状腺の調子が悪いと精神症状が出たり、背が伸びるのが止まったり、記憶力が減退するように感じることもあります。

大人も子どもも、甲状腺ホルモンの検査を受けることはとても大切なのです。

原発事故後、数年後からチェルノブイリの子どもたちの保養を受け入れましたが、イライラしてる子が多いように感じました。