ベラルーシの小児甲状腺がんの検査の流れ

1)触診 医師がさわって、結節を確認できるときもあります

2)エコー検査  結節や嚢胞があれば、半年に1回は検査を受け続けます。

3)記録   エコーの写真をプリントアウトしてもらい、記録をつける必要があります。

4)穿刺と細胞診 結節が大きくなったり、あるいは小さな子でも2~3ミリでも穿刺するときがあったそうです。それでもリンパに転移していたこともあると。

そしてすぐに細胞診に回して、悪性か良性か確認します

5)手術   最初は、右か左か片側の手術をするようにしていました。しかし、小さな子どもたちが再発して手術台に何回もあがるのが可哀想だということで、結局、ベラルーシは国の方針として、子どもは全摘出というふうに決まりました。全摘出になると、毎日、ホルモン剤を飲む必要があります。

6)放射性ヨウ素治療(再発、転移、全摘) 人に近寄ることもできないほどの高濃度の放射性ヨウ素治療を受けます。隔離施設であり、子どもたちはとてもつらい思いをします。また、排泄物は安全になるまで特別な容器に入れて置かなければ、いけない法律があります。

★エコーの検査結果に異常がなくても、汚染地域に住んでいる場合は、半年に1回は検査した方がいいと言われています。

★リスクグループとして、事故当時、Ⅰ:胎児~18才、Ⅱ:19才~40才は、一生検査を受け続けたほうがいいと考えられています。

★転移が早いので、悪性の場合は、手術を急ぎます。

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  3. 小児甲状腺がんとは

    子ども(19才未満)の小児甲状腺がんは、平常時では100万人に一人と言われていましたが、チェルノブイリ原発事故の数年後より、急激に患者数が上昇したことにより、世界中を震撼させました。

  4. ベラルーシの小児甲状腺がんの発症の年齢