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100ミリの呪いをとくために…8

老朽化した高浜原発が再稼働を始めた…。

当該県知事の判断で稼働する、ということが法律に書いてあるのか?つくづく不思議な国です。

3.11の原発事故のあと、浜岡原発を止めるように、総理大臣が「お願いベース」で止めてもらいました。

偉いんですねぇ。電力会社のほうが。総理大臣が止める法律がないんですね。

そして、福井県がいいといえば原発を稼働してヨシ、という法律があるとしたら、福井県のほうが総理大臣よりエライということになるのか?どんどんわからなくなりますね。法律じゃないでしょうね。おそらく。

そういう、癒着した関係が半世紀も続いてるんでしょうね。

チェルノブイリ法がなぜ、「1ミリシーベルト/年」という厳しい基準でいけたのかというと、実はウラルの核惨事などの核事故がソ連領内で、起こっていて、そういう住民たちの移住政策も当然遅れるわけですよね。

「まず、隠蔽ありき」です。

官僚の失敗、核の施設の設計者の失敗、企画の失敗を隠すために、「被害者」は存在しないことになる。

でも、「データ」としては存在価値がある。

そういう業界の科学者たちが、秘密を守りきっていけば、ばれなければ、だんだん虚構の業界ができあがっていきますよね。

誰もが、旧ソ連の核技術ってすげええんだ!と思い込んでた。

そして怖くて暗いイメージ。それにくらべてアメリカはなんとなく、明るいイメージで。

けれど、どちらも、核医学(被ばく者のデータ)については独自に収集して、すべてつまびらかになんてできやしない。

人的被害をもたらした主犯ですから。そして、核は、軍事なのです。平和利用であっても私たちを傷つけるもの。

ヒロシマナガサキ型ではなく、チェルノブイリ型の土壌汚染型の被ばくは、ソ連内の情報はイリイン医学アカデミー副総裁に蓄積されていたようです。

彼は被害を知っていながら、ゆるい基準でいかないと、そんなに移住させたら国がつぶれてしまう、とクドクド言い続けて、国民からつるしあげられていきます。チェルノブイリほどの事故を3年間も国民に隠していた…。たぶん、汚染地図を隠し続けるつもりだったんでしょう。

良心的科学者たちが、ゴルバチョフ大統領に直訴するまで、彼ら重鎮の安泰はゆるぎがなかったと思います。

どこの国でも、重鎮というのは、頭が痛いですね。国民を救うために働かない、自己保身を「国を守ってる」というし。

しかし、俯瞰してみれば、低線量被ばくの被害は、これから明らかになっていく途中でしかないのだと思います。

2021年の今でも。まだ、チェルノブイリから35年。

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