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新しい政治が生まれましたね

21日の選挙も終わり、今日から、保養が始まります。

気持ちの切り替え…という言葉。本当にこのごろ感じます。

若いときはあれもやりながらこれも、なんてことができたのに、この頃は、気持ちの切り替え…という言葉がいちばんしっくりきますね。

投票日の夜8時に開票作業も始まっていないのに出口調査で当確を出してくる、各社特番を組んでいますが、選挙にかかわるすべてに対して、失礼なほど、軽々しいノリ。そして毎度同じく「低い投票率をなげく」スタイルですが、投票率があがるようなマスコミの活動はみうけられませんでした。

奇しくも、「新聞記者」という映画が選挙期間中にやっていましたけれど。

責任のある役職の人達が自分の仕事、役職の本来の目的を忘れて、「保身」のために、不正を隠したりする…そういう映画でした。

これだけ、格差社会になってしまえば、「保身」にならないほうがおかしいぐらいです。

映画の冒頭、官僚二人が料亭でお酒を酌み交わすのですが…。国民から雇われてるのに国民よりいい暮らしをしてるんだもんなぁ。そら「保身」もあるでしょう。自分の家族を「転落組」に入れたら大変なことぐらい、頭のいい人たちなのですから。

結局、社会の上層部に、「良心」を優先させた生き方をする人がほとんどいなくなってしまったんでしょう。

たとえば、福島県で復興に携わってる方々がたくさんいらっしゃいます。

農作物にしても他の分野にしても「風評被害なのだ」と。

しかし、政治家が嘘ばかりついていることは、具体的な放射能の数値基準をあげなくても、誰もが本当はわかってることですよね。政治というのは生活基盤ですから、その生活基盤が政治家の嘘で始まってる。けれど、それを無視して純真無垢な人たちが福島県のためにがんばってる。何が間違ってるか…というと、政治を正すことをしないで、自分たちの努力で風評被害を吹き飛ばそう!としてることです。

まだまだ小児甲状腺がんの大発症の原因も闇の中。なぜ増えたのか説明できないのに、放射能のせいではないことは確か…という話を訊けば、普通の国民は、「ああ、この問題はタブーなのね」と、うまい適応をすると思います。

そういう問題です。日本にあるのは。

そういうタブーを重ねた上に、福島の農産物は…といっても、冷戦時代からずっと旧ソ連がいかがわしい国だとか、怪しい国だとかそういうふうに言われていて、その国から来る農産物だけはバカ正直にいいものなんです、と言われてもはいそうですか?というふうにはなりません。チグハグですよね?

見て見ぬふりです。病気のことは。こういうことをしてると、人間がどこかおかしくなってきて、長期的には無理があるなとわかります。

今回、軒並み、与野党が比例票を減らしています。(共産党は現状維持…)

躍進したのは、このブログでもご紹介していた「れいわ新選組」と、まさかとは思いました(失礼ですね)が「NHKから国民を守る」(N国)ですね。この2つの政党が新しく誕生しました。

おそらく、ここ数年の間に、既存の政党の役割は終わり、この2つが日本を牽引していくのではないかと私は思います。

これまでの日本の政治は、自民党(+公明党+維新?)と、野党にわかれてお互いが、どちらが正義の味方か?というイメージ付が多かったように思います。

だから同じなんですよ。屁理屈によって、不正義も正義になりますから。

福島県において、私は子どもたちの病気の原因を無視する不正義を、与野党あいのりで当選してる知事が不問にしています。

どうしてそんなことができるんでしょうねぇ。

チェルノブイリでは大騒ぎで喧々諤々。

いろいろな国の学者がいりまじり、汚染された地域の子供達を救うべきだと。そういう中で保養運動も起こったのですが。

フクシマの場合は、子どもたちの甲状腺がんの進行状況が深刻で、転移率も高く、放射性アイソトープ治療も受けてる子もいるそうです。そうなると小さな子どもが病室にいれられたきり、ひとりぼっちで誰かに抱きしめてもらうこともできず、看護婦さんもお医者さんさえも近づけないのです。

何をするにも自分一人です。具合悪くて吐いても自分で処理しなければいけないという。そこまでひどいことになってる。

それでもみんなが平気でいられる日本が信じられない。壊れちゃってんですね。

死ななきゃいいだろ、という上からの判断。

その子の気持ちは?

一生ガンの再発のリスクを抱えて、検査を受け続ける人生を与え、毎日甲状腺ホルモン剤を飲む人生を与える。

放射能が原因でもそうだと言えないとしたら理由は2つ。一つはチェルノブイリのときのようにIAEAの許可が降りないから。もう一つは、賠償金(約1億円ぐらいではないかと言われる)を支払いたくないから。

この問題は、時間がかかるでしょう?(これを政治で解決するしかないけれど道が開きました)

風評被害だと…小児甲状腺がんの子どもたちを、ないがしろにするようなことを巻き返していくには。

こういうことを国や政治がしてると、国が荒れます。人心が荒れる。

刺したり、火をつけたり、カッとなって殺したり、そんなこと増えていますよね?

「勉強しなさい」というのは、魔法の言葉です。

子どもたちは勉強しないといけない、学校で評価されまくるわけですから。そこですでに人生をふりわけられると洗脳されていきます。誰からも評価されない人生…って想像できるかしら?

親のほうだって、国が崩壊しかけてる様なんてみたことがないから、とりあえず、勉強さえしていればなんとかなると塾も行かせて受験もさせた。大学も奨学金で卒業させたはいいけれど、就職先がなくて奨学金が返せない…。

そういうところで、子どもに早く就職しなさいとか、もう…子どもにとってそれはないだろう?の世界です。

親たちがうまくやれた時代は20年ぐらい前から崩壊し始めてる。

日本が先進国で最悪な条件はいろいろありますが、そういう数字的なものをだして誰かを説得する…なんて気持ちは毛頭ないです。調べたらわかることですから。

ただ、私たちは旧ソ連が崩壊して国が滅んだときにチェルノブイリ救援活動にはいったので、国が滅びると何が起こるか…というのを間近に見てきたので、老婆心で「これはやっちゃいけないだろ」と思ったことをお伝えしてるだけです。

なにせ募金で活動してきたので、支援してくださったみなさまにできるだけ見てきたことや経験したことをお伝えすること。それは責務だと思っています。

そういう意味で、事故から8年がたち、2つの新しい政党ができ、この2つが新しい日本の顔になっていく、というのは必然だろうと思います。これからの若者を牽引していく、2つの勢力の違い、方向性。共通してるのはわかりやすいことです。

何をするのか…。

たとえば、れいわ新選組は、上流階層相手の政治はもういらぬ、エリート政治のつけや迷惑、を辞めさせ、本来あるべき国民主権政治をつくっていく、いわば市民革命の要素を持ってる。裏も表もない。みたまんま。候補者みても、みなさんものごとをはっきりおっしゃる人ばかりです。だから支持者が安心できます。今までそういう政治がなかった。雲の上で、何かが決まってて「応援してくれる?」という感じです。選挙のときだけお声を拝聴させてくださいとニコニコして理解してくれるけれど当選したら、合うことすら拒否する。それを民主主義?とよぶべきなのかと鼻をつまんで投票していた感じです。

「れいわ」という政党は、この人にこれ言ったらクビになるかなとかそういうんじゃなくて、はっきりしてる。

そういうスッキリさ。

そしてN国。これはもうNHKの料金問題、ワン・イシューだけ。それさえ解決したら他の政策はどうなるかわからない、改憲してもいいですよと。つまり状況によってはどこへでも流れていくでしょう。でも、それはそれで嘘がない。NHK問題以外は良い怪訝ですよ。という。

これも今の日本人らしい特徴だと思います。政見放送再生回数300万回といいますが、真面目に聞こうとすると耳を傾けることは不可能で、学園祭のノリのようでした。でも、それが良いとか悪いとかじゃなくて、今の日本人がそういうところが居心地良いという人たちもいるということ。そういう意味で、出るべくして出た2つの政党なのでしょう。

自分はこう思う、こうだ、という批評家めいたことを言っても何も意味がないと思うんです。

政治は、どう参加するか…ですから。

この2つの政党があらわれ、他の政党はすべてアンティークに見えてしまう。

彼らは「公約」というものがありながら選挙が終わったら反故にしたり、ところどころ夜野党共闘する適当な理屈をみつけては総評先を奪ったり、敵対はみせかけで「談合」が商売だった。でも選挙になるとまた「正義」が前に出てくる。その繰り返し。そういうアンティークな政治。

たとえば、アメリカのゴッドファーザーの映画の時代、アンティークですよね。ああいう感じでもう元には戻れないって感じです。古いやり方に飽き飽きする。

なぜ国が崩壊するかと言えば、官僚が腐敗するから。政治家がパワーゲームしたり居眠りしてる間に。

そして、マスコミが、お笑いとか芸能人がどうしたとか、毎日そういうことばかり流してる。

マスコミのほうが先に、ペンを折ってますから。

れいわ新選組が選挙期間中はまったく、報道管制下にあり、200万を超える票を集めて、ようやくテレビでも無視できなくなってきたようですが、言い訳として「政党要件を満たしてなかったから」と言ってます。

昔は選挙のときは、泡沫候補でもちゃんと公平に報道されていましたがね。

マスコミの役割は、政治の腐敗や不公平そういったことを暴くこと。

チェルノブイリの子どもたちの報道も、あまりできないのは、原子力産業と中立じゃないと…という記者さんの声を聞いたのはもう25年ぐらい前でしょうか?

チェルノブイリ原発事故の被災児童救援と電力会社の中立の立ち位置って、どこ?

それって対立してるんですか?

考えてみればもうすでにマスコミの保身と腐敗が始まっていたんですね。

すでに、重度障害者2名が、れいわ新選組から国会に行くことになりましたが、「介護者費用は自分で払え」とか前時代的な批判をシてる人がいます。ため息出ますね。福祉の世界で、介護者の給料があがり、政府がたくさんの介護者を雇用したらいいじゃないですか?

昔ながらの経済はアンティークにしか見えないんですよね。

れいわ新選組の何がいいかというと、「被ばく回避」ですね。

これまでの政党では、保養に対して賛成してくれる国会議員さんが10名も集まらない。

そういう恐ろしい状態だったのですから。

そういう意味で、出口のないトンネルの中の苦しさから、脱出しましたね。

今日からの保養は明るい気持ちです。

パンドラの箱から悪いものが出ていって、もちろんそれはまだまだ、私達の社会を悪くはします。

けれど、ちらっと希望が見えてる…原発事故後はじめてのことです。

 

 

 

 

 

 

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