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西城秀樹さんを偲んで

ヒバク‥というと、ガン、白血病という言葉が思い浮かぶと思いますが、実際にはそれ以外の病気がとても多く、複合していて、手がつけられない。
といった症状がチェルノブイリでも多く見られました。

これは、さっくり、チェルノブイリのお母さんたちに聞いた汚染地域の子どもたちの体調です。
一緒にホームステイしていても、「なかなか、この子たちの体調どこが悪いの?」という意見も聞かれるほど、元気そうに見える子もたくさんいました。
一つは保養に来られる子は「病名がまだついてない子」という基準がありました。
病気の子は保養ではなく、医療プロジェクトのほうへ。
しかし、病名がつかなくても、子どもたちがそんなに体調異常?
子どもに聞けば、「頭がいたいかな?でも日本で治った」とか「お腹痛いのが治った」という感じです。
それも付添の先生は、そういう細かいことを把握していましたが、子どもは自分の体調の不調を大人のように表現できないし、おもしろいことがあればすぐに、そちらへ興味が惹かれる。でも、長続きしないでキレてしまったり。
そんなことの繰り返しでした。
それでお母さんたちに実際のところどうなんだと聞くと、やはり、以前はなかったのに、あれこれ症状を訴える。
それで、病に対する考え方の違いですね。
旧ソ連は、医療費は国で負担します。
なので、重症にさせるよりは、予防。という考え方が大きかったように思います。
農薬もないし、自家菜園でつくっていたものを食べていて、そこが汚染されたことが子どもたちの体調異常の原因でした。
体内に放射能が蓄積され、汚染地域に住み続けることで遺伝子修復能力が遅くなるなどなど。
さて、子どもたちの「保養」というのがなぜ起こったか‥と考えてみると、とても興味深いことに気づきました。
それは大人も保養に出ていた。(そういえばそうだったな‥)
つまり、身体の不調は、休んで治す、未病の段階でとにかく、休むという発想が根底にあったように思います。
なんとか、自分の自然治癒力、を回復させることを考えていたように思います。
もしも、日本の子がチェルノブイリ・エイズのような症状を持っていたら
病院へ行って、投薬を受けてしまうでしょう。
たいていの日本人は自分の身体の不調の原因をつきとめず、たとえば、頭が痛ければ頭痛薬、あるいは痛み止めなど飲んだり、高齢者の場合は、高血圧の薬や血液サラサラにする薬を飲んでしまってるように思います。
けれど、大切なのは私たちの免疫力を高めることで、薬を飲まなくて良いのならそれにこしたことがないのです。
免疫学の権威だった安保徹先生は、薬を飲むことで交感神経を刺激してしまい、本来、病気を治す副交感神経優位の状態から遠ざかる‥と言われておりました。
私達人間は、動物です。
地球の自然の法則からは逃げられないのです。
今は日本で原発事故が起こって、抵抗力を下げたくないですよね。
それで、まず、抵抗力を下げることとして、遅い晩ごはんと睡眠不足、この悪影響はとてもあると思います。
夕方帰ってきたら、あっさりとした晩御飯をたべて、夜、8時(昔は子どもは8時に寝かせられていましたが今のこどもはそうじて睡眠不足)大人でも9時には寝てほしい。
そうなると夕ご飯は5時前後じゃないといけない。
都会生活で、塾や習い事で子供たちが10時ごろのバスに並んでるのをみてびっくりしたことがあります。
これは将来の病気のもとをつくっています。
さて、西城秀樹さんの病気は、血管の病気です。
この病気も、脂っこい食物を避けることはもとより、十分な休息が必要です。
そして、交感神経(人前に出て歌って元気づけたいという思い)を加熱させて彼は歌うわけですが
休息は十分にとれていたのか?
「スターのようにスポットライトをあびていると交感神経がどんどん分裂を促進する」とも安保徹先生がおっしゃっていて当然、人前に出るのですから緊張続きです。
2回めの発症のあと、1ヶ月後にブラジルの移民100年のイベントにかけつけておられます。
この飛行機も気圧の変化が大きいので、身体に負荷をかけたと思います。
しかし、本人がそれを望んだことと思います。
誰にも止められない。
けれど、私達、凡人には凡人として、学ばさせていただければいいかと思います。
肥田舜太郎先生たちが、ヒロシマの原爆でヒバクされた方々と、日本中の長寿の方を調べられたそうです。
そうしたらみなさん、早寝早起きだったと。
つまり、遅寝の人は長生きしてないんですね。
今は、電気がこうこうとついていて、遅くに帰宅してから自分のやりたいことをするとあっというまに寝る時間が12時を超えてしまいます。
その生活が充実してるように感じても、自分がブレーキをかけるしかない。
血管の病気になれば、本当に苦労します。
そんな意味で、高プロ(残業させ放題)の法案で多くの方が過労死されるのは自明の理ですね。
これだけ、医学が発達してもそんなことがわからないのです。
ベラルーシの人たちは、ずいぶん休みが多かったように思います。
「無理はしない」「休み休み」というのが、20年以上一緒に仕事をしてて
イライラしたときもありましたが、彼らなりの命を大切にする生き方だとよくわかります。
避難生活で、仕事を2つ掛け持ち、などというと睡眠不足になりがちです。
なんとか、工夫をして、睡眠時間を確保してほしいです。
昨年、西原克成先生に勉強させていただきましたが、重力から開放されて細胞のリメイクをするのに8時間が必要。
つまり、その時間が足りなければつくりそこないの細胞を抱えることになります。
市民運動をしてるとどうしても、思い通りにならず、交感神経がイライラしたり夜になっても作業があって、なんてこともあるでしょう。
そういうときは作業を一切やめて、寝ることです。
今日一晩がんばっても何もわかりません。むしろ、長く続ける覚悟でやるしかない。
自分が健康で生きることが、原爆を投下したアメリカへの仕返しだと、肥田舜太郎先生がおっしゃっていました。
健康法は無数にあります。
自分でもさぐっていくといいかと思います。
夜遅くまで起きる‥文明病ですね。
原発を必要とする生き方。

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